2018-05-10(Thu)
治安注意!海外で注意すること!!
書くつもりのなかった『治安』について。
中南米を回っている友達数人が、立て続けに被害に遭っているので、今回、この記事を書くことにしました。
私の被害はペルーとボリビアの国境で盗まれた『携帯電話』だけでしたが、
①パスポート含め、全ての貴重品を盗られた人
②暴力沙汰、あるいはナイフ等で脅しに遭い、貴重品を盗られた人
私の知り合いだけでも5,6人程被害に遭っております。
携帯電話だけで済んだ私なんて、本当に可愛いものです・・・
②に関しては、男女関係なく、共通して昼間に被害に遭われています。
(皆基本的に夜は出歩かないため必然的に昼間となっただけで、夜はもっと危険かと思います)
①②、全ての被害者が旅慣れしている人、かつ、中南米で起きています。
とはいえ。
ツアーで海外に行った人からは、ヨーロッパやアジアでも被害に遭った話を聞いているので・・・
下記に注意事項を纏めます。
特に中南米を旅する人は、参考にしていただけますと幸いです。
~海外旅行で注意すること&私はこうして歩いたよ!~
~初級~
ツアー利用者やヨーロッパや北米、オセアニア等に行く人も、これだけは実施して!
☆街歩き☆
【バック】
少しくらいボロボロの、安いショルダーバックか腰ポーチがお勧め。
ショルダーはファスナーが完全に閉まるもので、前に下げて歩くこと!!
→ブランド物→お金持っている = カモに思われます!
→リュック→後ろから開けられる、最悪切られます→勝手は良いので、盗まれても良い飲み物や羽織り物を入れておくのはお勧め
*貴重品は、腰ポーチに入れて服の中に隠すと良いかも。
私はパスポート、カード類、お札、を入れて、ドミトリーのホステルで寝るときや移動バスの中でも外さず持っていました。
【観光地を歩くコツ】
・人通りの少ない場所は避ける
・夜の一人歩きは避ける(街の中心地で栄えている場所は臨機応変に)
・人込みや観光地には、スリがたくさん・・・絶対持ち物から目を離さない!
・お金はこまめに分けておく(私はやらなかったけど)
~中級~
自力でヨーロッパや北米、オセアニア等に行く人や、ツアーでもアジアや中南米に行く人
☆街歩き☆
【身に着けるもの】
バックは、初級に同じ。
できれば時計やアクセサリーも、一目で安いと分かるものを身に着けて。
【観光地を歩くコツ】
初級に同じ。
他・・・
・話しかけてくる人はとにかく疑う!!
→切符買うのに教えてくれる人がいる→チップを要求される
→親切な人もいますが、アジアは言わずもがな、ヨーロッパでもこれ、とっても多いです。
対処としては・・・
①(何かあっても殴られたりしないように)必ず周りに人がいることを確認する。その上で・・・
②
・初めから駅員さんに聞くか、お金ない、と伝える。or
・怖いですが、きっぱり断りましょう。しつこければ、小銭を出して、これしかない、でもOK。
道が分からないとき・・・
・携帯電話に、予めMAPS.MEアプリを入れて、目的地を登録しておく→GPS機能でオフラインでもナビの使用可能
(Googleアプリでもできるそうです)
・ホテルやインフォメーションで、地図を貰う
基本的に、最近はスマホの普及で周りの地元の人達がスマホを使っていたらスマホを見ながら歩いても大丈夫。
だけど横からくすねる人もいるみたいだから、絶対手から離さないようにしてね!
*私は道を聞くときは警察官か、高齢者、家族連れの人達や女性に聞いていました。
~上級~
自力でアジアや中南米に行く人・・・特に中南米!!
☆街歩き☆
【身に着けるもの】
バックは、初級に同じ。
時計やアクセサリーは、アジアでは一目で安いと分かるものを身に着けて、中南米ではむしろ身に付けないか、ボロボロを極めたようなものを付けて歩く。
→ブランド物→私を狙って☆と言っているようなものです。
*貴重品は、アジアなら腰ポーチに入れて服の中に隠す。
が・・・
中南米では、腰ポーチも出せ、と脅されるので、腰ポーチには少しのフェイクのお金を入れておく人が多いようです。
また、欧米人は靴の中にお金を隠し、それを現地人は知っているので、靴の中もNG。
お勧めは超超薄い腰ポーチに本当の貴重品だけ入れて、胸元、背中側にポーチが来るように身に着けること、その際フェイクの腰ポーチも身に着けておいて、更にリュックを背負っておくと尚OK。
【観光地を歩くコツ】
・夜の一人歩きは絶対禁止!!!
・持ち物から目を離す = もう2度と戻ってこないと考える。
・携帯やカメラを、見えるところに出して歩かない!→目を付けられます
・人込みで警察官がいても現地人が多い場所は注意!(最悪、警察官が盗みます)
私は・・・こうして歩きました。
①道が分からないとき・・・
紙に予め、簡易的で良いので地図を描いておき、その地図を見せて道を聞く。
(目的地の名称と住所、電話番号は必須、他、近くにある大きな公園や教会等の名前も書いておいて聞く)
②観光地を歩くとき・・・
・カメラはカバンからさっと出して、さっと撮り、さっとしまう。
→中南米街歩きの基本。
・なるべく人通り、特に観光客が多い場所を歩く(欧米人等、カメラを携えている人達が多い場所)
③街歩きのときは・・・
・絶対裏道に入らない。
・なるべく人に道を聞きつつ歩く(常に自分が困っている風を装うことで、かなり周りの対応が変わります。これは中南米に限らずですが・・・経験より)
・道を歩くときに、現地の安いパン等を齧りながら歩く・・・旅人ではなく、現地に住んでいる風を装う、ということですね。
④人通りが少ない場所では↓↓
・半径10m以内に人が入ってこないか常に警戒。
・10m以内に人がいた場合、その距離を縮めないよう注意。
・見通しの良い、万が一のときの逃げ道を探しつつ歩く。
・女の子の集団や小さい子ども連れの家族にくっついて歩く。
あと、タクシーはどこに連れていかれるか分からないのとぼったくりの危険性を危惧して、
なるべく使用せず、敢えて地元の人が利用するバスを利用しました。
基本的にちゃんとお釣りも返してくれます・・・10円とかだけど。
そして目的地を予め伝えておけば、周りのお客さんやバスの運転手さん等がここだよ、と教えてくれます。
あとは長距離バス。
乗客ほぼ全員、寝ている間に貴重品を盗まれたという話は有名。
ナイフで脅されるパターンもあると思うので、それ用に用意した現金を腰ポーチから出して渡す、とか。対策は必要だと思う。
そして、何があっても忘れてはいけないことは・・・
常に笑顔と現地の言葉での「ありがとう」。
また、危ない目に遭ったり、盗まれたりしたら、それを敢えて周りの人に伝えたりしていました。
中南米では、困った時に携帯(と、時にはお金も、と嘘をついてしまった・・・)を盗まれたこと、を、伝えることで、逆に周りの人達が助けてくれたかな・・・人の良心に付け入るような形で正直罪悪感も沸いたけれど・・・
こんなところでしょうか。
最後に・・・
盗む人達は何でそんなことするの?
→これは、日本人の常識で捉えないこと。
盗むことは、『生きるため』。
葉っぱとか買っちゃう人も多いみたいだけど、こればかりは『そういう国』なんです。
私達がそういう国だと知っていて、立ち入っている、と、私は思いつつ旅をしていました。
だからこそ、自分の身は自分で守るべき。
暴力については、本当に腹が立ちます。
例えそれが資源や産業、国の政策等に基づいているからこそだと、頭では理解できても、やっぱりそれだけはどうしても嫌だ。
だけど、そういうことをしないと生きていけない、と思わざるを得ない、自然にそういう考えに至ってしまう環境に生きている人達がいます。
これは、私も旅で実際にその地に行くまで実感は持てませんでした。
だけど、私達は確実に、彼等からすると「お金を持っている人間」です。
そのことを忘れないで、旅してください。
そしてどんな国にも必ず、『親切な人』はいます。
困っている人を誰一人として助けない国なんて、絶対にありません。
人は自分を映す鏡と言いますが、言動1つで相手の対応も変わります。
ということで・・・
旅を良きものとなるよう、渡航の際にはくれぐれもご用心ください。
以上!
旅の経験に基づく街歩きの注意でした~。
中南米を回っている友達数人が、立て続けに被害に遭っているので、今回、この記事を書くことにしました。
私の被害はペルーとボリビアの国境で盗まれた『携帯電話』だけでしたが、
①パスポート含め、全ての貴重品を盗られた人
②暴力沙汰、あるいはナイフ等で脅しに遭い、貴重品を盗られた人
私の知り合いだけでも5,6人程被害に遭っております。
携帯電話だけで済んだ私なんて、本当に可愛いものです・・・
②に関しては、男女関係なく、共通して昼間に被害に遭われています。
(皆基本的に夜は出歩かないため必然的に昼間となっただけで、夜はもっと危険かと思います)
①②、全ての被害者が旅慣れしている人、かつ、中南米で起きています。
とはいえ。
ツアーで海外に行った人からは、ヨーロッパやアジアでも被害に遭った話を聞いているので・・・
下記に注意事項を纏めます。
特に中南米を旅する人は、参考にしていただけますと幸いです。
~海外旅行で注意すること&私はこうして歩いたよ!~
~初級~
ツアー利用者やヨーロッパや北米、オセアニア等に行く人も、これだけは実施して!
☆街歩き☆
【バック】
少しくらいボロボロの、安いショルダーバックか腰ポーチがお勧め。
ショルダーはファスナーが完全に閉まるもので、前に下げて歩くこと!!
→ブランド物→お金持っている = カモに思われます!
→リュック→後ろから開けられる、最悪切られます→勝手は良いので、盗まれても良い飲み物や羽織り物を入れておくのはお勧め
*貴重品は、腰ポーチに入れて服の中に隠すと良いかも。
私はパスポート、カード類、お札、を入れて、ドミトリーのホステルで寝るときや移動バスの中でも外さず持っていました。
【観光地を歩くコツ】
・人通りの少ない場所は避ける
・夜の一人歩きは避ける(街の中心地で栄えている場所は臨機応変に)
・人込みや観光地には、スリがたくさん・・・絶対持ち物から目を離さない!
・お金はこまめに分けておく(私はやらなかったけど)
~中級~
自力でヨーロッパや北米、オセアニア等に行く人や、ツアーでもアジアや中南米に行く人
☆街歩き☆
【身に着けるもの】
バックは、初級に同じ。
できれば時計やアクセサリーも、一目で安いと分かるものを身に着けて。
【観光地を歩くコツ】
初級に同じ。
他・・・
・話しかけてくる人はとにかく疑う!!
→切符買うのに教えてくれる人がいる→チップを要求される
→親切な人もいますが、アジアは言わずもがな、ヨーロッパでもこれ、とっても多いです。
対処としては・・・
①(何かあっても殴られたりしないように)必ず周りに人がいることを確認する。その上で・・・
②
・初めから駅員さんに聞くか、お金ない、と伝える。or
・怖いですが、きっぱり断りましょう。しつこければ、小銭を出して、これしかない、でもOK。
道が分からないとき・・・
・携帯電話に、予めMAPS.MEアプリを入れて、目的地を登録しておく→GPS機能でオフラインでもナビの使用可能
(Googleアプリでもできるそうです)
・ホテルやインフォメーションで、地図を貰う
基本的に、最近はスマホの普及で周りの地元の人達がスマホを使っていたらスマホを見ながら歩いても大丈夫。
だけど横からくすねる人もいるみたいだから、絶対手から離さないようにしてね!
*私は道を聞くときは警察官か、高齢者、家族連れの人達や女性に聞いていました。
~上級~
自力でアジアや中南米に行く人・・・特に中南米!!
☆街歩き☆
【身に着けるもの】
バックは、初級に同じ。
時計やアクセサリーは、アジアでは一目で安いと分かるものを身に着けて、中南米ではむしろ身に付けないか、ボロボロを極めたようなものを付けて歩く。
→ブランド物→私を狙って☆と言っているようなものです。
*貴重品は、アジアなら腰ポーチに入れて服の中に隠す。
が・・・
中南米では、腰ポーチも出せ、と脅されるので、腰ポーチには少しのフェイクのお金を入れておく人が多いようです。
また、欧米人は靴の中にお金を隠し、それを現地人は知っているので、靴の中もNG。
お勧めは超超薄い腰ポーチに本当の貴重品だけ入れて、胸元、背中側にポーチが来るように身に着けること、その際フェイクの腰ポーチも身に着けておいて、更にリュックを背負っておくと尚OK。
【観光地を歩くコツ】
・夜の一人歩きは絶対禁止!!!
・持ち物から目を離す = もう2度と戻ってこないと考える。
・携帯やカメラを、見えるところに出して歩かない!→目を付けられます
・人込みで警察官がいても現地人が多い場所は注意!(最悪、警察官が盗みます)
私は・・・こうして歩きました。
①道が分からないとき・・・
紙に予め、簡易的で良いので地図を描いておき、その地図を見せて道を聞く。
(目的地の名称と住所、電話番号は必須、他、近くにある大きな公園や教会等の名前も書いておいて聞く)
②観光地を歩くとき・・・
・カメラはカバンからさっと出して、さっと撮り、さっとしまう。
→中南米街歩きの基本。
・なるべく人通り、特に観光客が多い場所を歩く(欧米人等、カメラを携えている人達が多い場所)
③街歩きのときは・・・
・絶対裏道に入らない。
・なるべく人に道を聞きつつ歩く(常に自分が困っている風を装うことで、かなり周りの対応が変わります。これは中南米に限らずですが・・・経験より)
・道を歩くときに、現地の安いパン等を齧りながら歩く・・・旅人ではなく、現地に住んでいる風を装う、ということですね。
④人通りが少ない場所では↓↓
・半径10m以内に人が入ってこないか常に警戒。
・10m以内に人がいた場合、その距離を縮めないよう注意。
・見通しの良い、万が一のときの逃げ道を探しつつ歩く。
・女の子の集団や小さい子ども連れの家族にくっついて歩く。
あと、タクシーはどこに連れていかれるか分からないのとぼったくりの危険性を危惧して、
なるべく使用せず、敢えて地元の人が利用するバスを利用しました。
基本的にちゃんとお釣りも返してくれます・・・10円とかだけど。
そして目的地を予め伝えておけば、周りのお客さんやバスの運転手さん等がここだよ、と教えてくれます。
あとは長距離バス。
乗客ほぼ全員、寝ている間に貴重品を盗まれたという話は有名。
ナイフで脅されるパターンもあると思うので、それ用に用意した現金を腰ポーチから出して渡す、とか。対策は必要だと思う。
そして、何があっても忘れてはいけないことは・・・
常に笑顔と現地の言葉での「ありがとう」。
また、危ない目に遭ったり、盗まれたりしたら、それを敢えて周りの人に伝えたりしていました。
中南米では、困った時に携帯(と、時にはお金も、と嘘をついてしまった・・・)を盗まれたこと、を、伝えることで、逆に周りの人達が助けてくれたかな・・・人の良心に付け入るような形で正直罪悪感も沸いたけれど・・・
こんなところでしょうか。
最後に・・・
盗む人達は何でそんなことするの?
→これは、日本人の常識で捉えないこと。
盗むことは、『生きるため』。
葉っぱとか買っちゃう人も多いみたいだけど、こればかりは『そういう国』なんです。
私達がそういう国だと知っていて、立ち入っている、と、私は思いつつ旅をしていました。
だからこそ、自分の身は自分で守るべき。
暴力については、本当に腹が立ちます。
例えそれが資源や産業、国の政策等に基づいているからこそだと、頭では理解できても、やっぱりそれだけはどうしても嫌だ。
だけど、そういうことをしないと生きていけない、と思わざるを得ない、自然にそういう考えに至ってしまう環境に生きている人達がいます。
これは、私も旅で実際にその地に行くまで実感は持てませんでした。
だけど、私達は確実に、彼等からすると「お金を持っている人間」です。
そのことを忘れないで、旅してください。
そしてどんな国にも必ず、『親切な人』はいます。
困っている人を誰一人として助けない国なんて、絶対にありません。
人は自分を映す鏡と言いますが、言動1つで相手の対応も変わります。
ということで・・・
旅を良きものとなるよう、渡航の際にはくれぐれもご用心ください。
以上!
旅の経験に基づく街歩きの注意でした~。
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